Contact ReportのFAQ

全体

Contact Reportとはどんなシステムですか?

Contact Reportは、照会事項及び回答、定期報告・年次報告などの提出情報を一元管理すると同時に、関連法規の遵守と薬事管理業務の品質向上を図るシステムです。
また、各プロダクトの各国での承認情報を一元管理できます。

Microsoft Excelやグループウェアで管理する場合との違いは何ですか?

複数のプロジェクトを一括で管理することができます。
過去のコンタクトをストックしたり、期限管理をすることでさまざまなリスクを回避します。
共通項目を設定したり、テンプレートを活用することで作業の効率化を図ることができます。
また、属人的なノウハウから脱却し、ナレッジをストックすることが可能です。

導入にあたって

導入方式

Contact Reportは、貴社設備内に導入して運用するオンプレミス型とクラウド型のいずれにも対応します。

データベース

データベースはOracle Databaseを使用します。
なお、PostgreSQL 9.3(無償版)にも対応済みです。

ユーザーおよびコンピュータ管理

ユーザ属性やアクセス権などの情報を一元管理するActive Directoryに対応しています。

他の文書管理システムとの連携

当局に提出した文書が文書管理システムに管理される場合を想定し、各種文書管理システムとの連携を実現しています。Contact Reportは、既にDocumentumとの連携機能を標準装備しています。

文書管理システムとの連携によって、コンタクトレポートに関連する文書ファイルを紐づけたり、メールに添付して送信することも可能です

拡張性

Contact Reportはドキュメンテーション・システム(注1)をプラットフォームにしたシステムです。
プロジェクト管理、ユーザ管理、アクセス権管理、監査証跡といったドキュメンテーションシステム上に構築したシステムのため、リーズナブルな価格でご提供できます。
さらに、各種業務アプリケーションを自在にアドインできます。

注1)ドキュメンテーション・システム:文書管理システムとオーサリングシステムを統合したシステム。Contact Reportはドキュメンテーション・システムである「crossnote」を使用しています。

カスタマイズ

多くのユーザ要件はマスターの追加・変更によって対応できます。
まったく新しい機能のご要望にも対応させていただきます。

レンタル契約はできますか?

Contact Reportは、年間レンタル方式と一括購入方式から選択いただけます。

インストール・動作環境について教えてください。

インストールは、弊社IQスクリプトに従ったセットアップ作業を実施します。
詳細はお客様のポリシーをご提示いただき、ご相談させていただきます。
動作環境は、推奨動作環境をご覧ください。

保守契約について教えてください。

レンタル契約の場合は、レンタル期間中の保守サポートもレンタル費用に含まれます。
一括購入の場合は、別途保守契約の締結により保守が受けられます。

バージョンアップ対応は保守契約に含まれますか?

マイナーバージョンアップは、保守契約に含まれます。
メジャーバージョンアップは、都度ご相談の上決定させていただきます。

機能について

作業の履歴を管理することはできますか?

Timeline機能によって、プロジェクトごと、ユーザーごとの操作履歴が管理できます。
また、フィルタリング機能を用いて操作履歴の抽出もできます。

複数のプロジェクトを同時に管理することはできますか?

同時に複数のプロジェクトを進行できます。
また、管理者は複数のプロジェクトの情報を一覧することができます。

Contact Reportはグローバルで対応することはできますか?

日英(US/UK)言語に対応している上、各国に合わせたテンプレートを作成できますので、グローバル対応することができます。

プロジェクト間での情報の共有はできますか?

アクセス権の許される範囲で、情報共有できます。

提出期限を管理することはできますか?

照会事項の報告期限や定期報告の提出期限などを管理することができます。
提出期限はアラート機能で事前にお知らせすることができます。

Contact Reportの情報を別のアプリケーションで管理できますか?

Export機能により、データをMicrosoft Excelに書き出すことが可能です。
またPDF出力やメールとの連携も可能です。